メンバー/
児玉信一郎(fl.)
大澤茜(p.)

4/27(fri) LIVE・・・世田谷区用賀 キンのツボ

 昨年秋から始めた大澤さんとのクラシックデュオユニットによるライブ、今日で4回目になります。
 今回は初めて用賀のキンのツボで行ないました。
 ここはライブが行なわれている焼き鳥居酒屋というかわったコンセプトのお店です。ほとんどジャズライブなのですが、ときどきクラシックも演奏されているとのこと。そういう雰囲気でクラシックってどうなんだろうと、期待&不安が混ざっての会場入り。
 じっさい1セット目は2人とも緊張の中演奏してました。30分がこれだけ長く感じたライブは久しぶりでした。
 最初はお客さんがしゃべっていられるよう、小品モノを演奏。でも思ったよりも全然集中して聴いてくれるので、次第にそれなりの曲目を演っていきました。最後にやったショッカーの《ムジーク・フランセーズ》では、じっと聞き入る感じが伝わってきていい雰囲気。けっして気楽に聴ける類の曲ではないのに、もっとも反応が良かったのは嬉しい誤算でした。
 初めて取り上げた曲はヴィヴァルディのフルート協奏曲《ごしきひわ》。1セット目に1楽章を、2セット目に2、3楽章をやりました。リハを全然してない曲だったので多少不安感はありましたが、非常に面白かったです。大澤さんも伴奏というよりソロ的に弾いてくれたので、ピアノのフタを全開のままどんどん弾いてもらいました。もう少し僕がピアノパートをきっちり把握してればもっとよい出来になってましたが、今後の重要レパートリーにできそうです!
 気になってた会場の音ですが、よく響いてラウドに鳴るので気持よくやれました。普段ここでやってるジャズよりももしかしたらクラシックの方があってるかも知れません。
 本当ならまたブッキングを入れたいところでしたが、人気小屋ゆえに8月までいっぱいで9月はまだブッキングを見合わせているとか。定期的にクラシックを入れたいそうなので、また出来るかもしれませんね。

 とても面白いコンセプトのお店ですね!

    
よいお客さん&店員さんのおかげで楽しくやれました。    ソロでは寺内園生《宇宙船》で文字通りスペイシーな演奏でした!


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